一回完結型治療
一回完結型治療とは
むし歯治療などの保険診療では、厚生労働省によって定められたルールや制限のもとで治療を行う必要があります。これは、全国どの歯科医院においても一定の水準で医療サービスを提供できるようにするための大切な仕組みです。
しかし、このルールに従うと、診査・診断、歯の形成、型取り、技工物の製作、装着といった工程を段階的に進める必要があり、複数回の通院が必要になることがあります。治療内容によっては、完了までに数週間以上かかることもあります。
一回完結型治療(One-day cure plan)は自由診療となりますが、こうした保険診療の時間的制約にとらわれず、患者様お一人お一人の状態に合わせて、十分な診療時間を確保しながら治療を進めることが可能になります。
また、当院は技工システムを導入しており、詰め物や被せ物の製作まで院内で対応できるため、診査・治療・修復まで即日対応が可能です。
通常であれば複数回に分けて行う工程を一日で完結させることで、通院回数の負担軽減につなげています。
一回完結型治療に
適している方
一回完結型治療は、次のようなご希望をお持ちの方に適した治療方法です。
- 自由診療になっても、まとめて治療をしたい
- お仕事などで忙しく、何度も通院するのが難しい
- 遠方から通院されており、できるだけ短期間で治療を終えたい
- 通院回数を減らし、効率よく治療を進めたい
一回完結型治療は、一般的な保険診療のように複数回にわけて行うのではなく、診査・治療・詰め物や被せ物の装着までを即日対応することをめざす治療方法です。
お仕事やご家庭の都合で何度も通院することが難しい方や、遠方から通院されている方で「通院回数をできるだけ減らしたい」というご希望がある方にとっては、選択の価値が高い方法といえるでしょう。
ただし、お口の状態や治療内容によっては、複数回の通院が必要になる場合もあります。
まずは診査・診断を行い、患者様に適した治療方法をご提案いたします。
一回完結型治療の
メリット
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診療時間を確保しながら
短期間で治療を進められる一回完結型治療では、一回の診療時間を十分に確保しながら治療を進めることが可能です。
保険診療の範囲で行う治療は、診療時間や治療工程に一定の制限があるため、複数回に分けて治療を進める必要があります。
一方で、一回完結型治療では、必要な工程を一日で行うことを前提として治療計画を立てるため、通院回数を減らせる可能性があります。
また、院内で詰め物や被せ物の製作まで対応できる体制が整っていますので、型取りから装着までを即日ですませることも可能です。
患者様のご負担を軽減しながら治療を進められるのが、一回完結型治療の大きな特徴です。
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通院スケジュールの調整がしやすい
歯科治療に通いたいけれど、「通院回数が増えるとスケジュールの調整が難しい……」とお困りの方もいらっしゃることでしょう。
一回完結型治療では、事前に治療計画を立てた上で診療を行うため、通院回数を抑えながら治療を進めることが可能です。
お仕事やご予定で忙しい方にとって、通院回数の負担を軽減できることは、大きなメリットとなるでしょう。
一回完結型治療の流れ
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診査・診断
まずは、現在のお口の状態を確認するために診査・診断を行います。
これまでの治療歴や現在のお悩み、治療に対するご希望などを詳しくうかがいます。
まとめて治療を進めたい理由や、通院回数についてのご希望なども、この段階で確認いたしますので、遠慮なくお話しください。
また、歯や歯ぐきの状態、かみ合わせなどを確認し、一回完結型治療が可能かどうかを判断します。
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治療計画立案
診査・診断の結果をもとに、治療計画を立てます。
一回完結型治療では、限られた時間の中で治療を進めるため、事前の検査と計画が重要になります。
どの歯をどのように治療するのかということや、詰め物や被せ物の種類、治療にかかる時間などについてご説明し、ご理解いただいた上で治療を進めていきます。
忙しくて通院の時間を確保することが難しい方にとって、一回完結型治療は通院回数の負担軽減をめざせる治療方法の一つです。
- 自由診療です。
- デメリット・リスク:治療後、一時的に痛み・腫れ・違和感などが生じることがあります。また、仕上がりや経過には個人差があり、状態によっては追加の治療が必要になる場合があります。
- 治療期間・治療回数の目安:1日・1回(状態や治療内容により複数回となる場合があります)
- 治療の流れ:診察・カウンセリング後、お口の状態を確認し、適応を判断した上で施術を行います。